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間取り

【プロが解説】愛猫とストレスフリーに暮らす!新築に取り入れたい間取り・仕様アイデア3選

はじめに

<イメージ>

家づくりを始めると、InstagramやYouTubeで「猫と暮らす家」の素敵なルームツアー動画に見入ってしまいませんか?
「壁一面の立派なキャットウォーク」「猫専用の可愛いお部屋」「おしゃれなステップ」etc…

画面の中で気持ちよさそうに過ごす猫ちゃんを見ていると、「せっかくの注文住宅なんだから、うちの子にも全部叶えてあげたい!」とテンションが上がってしまう気持ち、痛いほどよくわかります。

実は、建てた時は「これ最高!」と思っていても、実際に暮らし始めると以下のようなケースをよく耳にします。

  • トイレのニオイがリビングに広がって辛い
  • キャットウォークの掃除が大変すぎる
  • 猫がシニアになって段差を登らなくなった

そこで今回は、“映える”設備やデザインについては他のSNSやブログにお任せし、当社での実例をもとに、見た目だけではない実用的な間取りと設備を紐解き、お互いが長く快適に過ごせる家の作り方を解説します。

この記事を書いた人:元・大手HMの営業マン藤井

これまで大手ハウスメーカーで10年間営業をしてきましたが、そこで痛感したのは「家づくりは、お施主様側に知識がないと大きく損をしてしまう」という厳しい現実でした。私の実家は一級建築士も所属する不動産会社。注文住宅を熟知した専門家集団として、お客様に寄り添う土地探しなどを行っています。その環境で家づくりの本質を見て育ったからこそ、現在はここ山中木材で、皆様が絶対に後悔しないための「プロの本音」をお話しします。

①ニオイ漏れを防ぐ!階段下を活用した「換気扇付きトイレスペース」


<当社施工事例:階段下のデッドスペースを活用。排気口(換気扇)付きの猫ちゃん専用スペース>

家づくりにおいて、階段の下はどうしても使い道の難しいデッドスペースになりがちです。しかし、実はこの少し天井が低くて囲まれた空間が、猫ちゃんにとっては安心できるトイレスペースや就寝スペースとして大活躍します。

ただ、ここで絶対に忘れてはいけないのがニオイの対策です。猫ちゃんの排泄物はどうしてもニオイが気になりやすいため、ただ空間を空けてトイレを置くだけでは、リビング全体にニオイが広がってしまう可能性があります。そのため、階段下のトイレスペースには必ず専用の排気(換気扇)をセットで配置するように設計してください。換気扇をつけて空気を外に逃がしてあげることで、ニオイがこもらず、猫ちゃんも人間もストレスなく安心して暮らせるようになります。

藤井からのアドバイス①

間取りを考えるとき、ペットのトイレスペースは後から場所を変えたり換気扇を追加したりするのが非常に難しいポイントです。最初の設計段階で、換気扇の位置とコンセントをセットで計画しておくことが、後悔しないための最大の秘訣ですよ。

②帰宅が楽しみに。愛猫がお出迎えしてくれる「のぞき窓」


<当社施工事例:猫ちゃんの目線の高さにある小さなのぞき窓/画像中央左>

せっかくの注文住宅ですから、家族の絆が深まるようなちょっとした遊び心を取り入れてみるのも素晴らしい選択です。たとえば、玄関の横や2階のホール、あるいは奥様のお部屋などに、猫ちゃん専用の小さなのぞき窓を設置するアイデアはいかがでしょうか。

お留守番をしている猫ちゃんが、飼い主さんの足音に気づいて、その小窓からひょっこり顔を出して帰りを待ちわびてくれるんです。2階から1階を見下ろせるような位置に窓をつけておくのも素敵ですね。こんな風に可愛い姿でお出迎えしてくれたら、毎日の帰宅が本当に嬉しくなりますし、家族ならではの特別な仕掛けになります。

藤井からのアドバイス②

小窓を設置するときは、猫ちゃんが無理なく外や下を覗き込める「高さ」にこだわってみてください。猫ちゃんの足場になるようなちょっとしたカウンターを窓の手前に設けてあげると、より快適な待機スペースになります。

③冷暖房効率もキープ。家じゅうを自由に行き来できる「ペットドア」


<当社施工事例:リビングや各部屋の建具に組み込まれたペットドア>

猫ちゃんは家の中をパトロールするのが大好きですが、人間にとっては、部屋のドアを開けっぱなしにしておくのは冷暖房の効きが悪くなるので避けたいところです。そこでおすすめなのが、室内のドアに猫ちゃんが自由にお部屋を行き来できる専用の入り口(ペットドア)を設ける工夫です。

これがあれば、人間用の大きなドアが閉まっていても、猫ちゃんは自分のタイミングでストレスなく移動することができます。最近は各建具メーカーから、最初からペットドアが組み込まれたデザイン性の高い扉がたくさん販売されています。そのため、インテリアの雰囲気を壊すことなく、お部屋のテイストに合わせて手軽に導入できるのも嬉しいポイントです。

藤井からのアドバイス③

ペットドアを採用する際は、猫ちゃんが将来シニアになったときのことも少し想像してみてください。少しの段差でもつまずきやすくなるので、できるだけ床に近い、またぎやすい高さにフラップがついている建具を選ぶと、生涯にわたって長く使ってもらえます。

よくある質問(FAQ)

Q1. 階段下に猫のトイレを置く場合、掃除がしにくくなりませんか?
→ たしかに階段下は天井が低くなりますが、手前まで引き出せるキャスター付きの台の上にトイレを乗せたり、人間が少しかがんで上半身を入れられる程度の広さを確保したりすれば、毎日の掃除もスムーズに行えます。設計士に「掃除のしやすさも考慮してほしい」と伝えておくことが大切です。

Q2. 猫の爪とぎで壁紙がボロボロになるのが心配です。対策はありますか?
→ 通常の壁紙だとすぐに傷がついてしまうため、ペット用の引っかき傷に強い表面強化クロスを選ぶのがおすすめです。また、あえて爪とぎをしても良いように、猫ちゃんが背伸びをして届く腰の高さまで、木製のパネル(腰壁)を張っておくと、お手入れが劇的に楽になりますよ。

Q3. キャットウォークは新築時に最初から作り付けた方がいいですか?
→ 必ずしも最初から作り付ける必要はありません。無理に壁に棚を設置しなくても、高さの違う家具を階段状に並べるだけで立派な遊び場になります。まずはシンプルな間取りにしておき、下地(壁の中の補強材)だけを入れておけば、後から猫ちゃんのお気に入りの場所に市販のステップを取り付けることもできるので安心してください。

まとめ

<当社施工事例:今回ご紹介したお宅>

いかがでしたでしょうか。今回は、実際の事例をもとに愛猫と快適に暮らすための間取りアイデアを3つご紹介しました。

階段下の換気扇付きトイレスペースや、お互いの気配を感じられるのぞき窓、自由に行き来できるペットドアなど、どれも猫ちゃんと人間の両方が心地よく過ごすための大切な工夫です。家づくりは決めることが多くて大変ですが、こうしたちょっとした工夫を取り入れることで、日々の暮らしの満足度は格段に上がります。ご自身と猫ちゃんの性格に合わせた家づくりを楽しんで進めていってくださいね。

この記事を書いた人

営業部 チーフ 藤井 駿

営業部 チーフ 藤井 駿

家づくりでのお悩みを一つ一つ丁寧に解決させて頂きます。山中木材で建てて良かったと思われるよう責任持ってご担当させて頂きます。

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