設計の枝廣さんへ

枝廣さんの第一印象は「陽気なお兄さん」でした。
長時間の打ち合わせが楽しく充実していたのも、枝さんの人柄に秘密があったと私たちは思っています。
専門用語をわかりやすく説明してくれたり、私たちの暮らしのイメージを共有しながら、様々な相談にのってくれました。
リビングにはスマホやお掃除ロボットの充電場所、キッチンには使う予定の家電置き場所、寝室には布団に入ったまま消灯できるスイッチの位置など、たくさんのアドバイスをいただきました。
暮らしやすさだけでなく、室内が直感的に美しく感じるのも、建具や垂れ壁の高さを揃えるなど、きめ細やかな配慮を散りばめてくださったからだと感じています。
決められた時間のなかで急かすこともなく、納得のいく選択肢へと導いてくださったこと、感謝しています。
素敵な家、そして、素敵な家づくりの時間をありがとうございました。

監督の田島さんへ

工事に関する単語がわからなかったときに、私たちがイメージしやすい言葉に置き換えて説明してくれたことを覚えています。
「～だと思う」という曖昧な回答もなく、きちんと現場確認をしてから納得できるまで誠実な対応をしてくれました。
引き渡し後や未来のメンテナンス時まで視野を広げて、私たちが気づかないところまで気にかけてくれたことも嬉しかったです。
家の安全性や機能性を確保しつつ、私たちの好みから外れないような提案をしてくれるので、安心してお任せすることができました。
クールで職人気質な方かと思っていましたが、気さくで話しやすいまさに“縁の下の力持ち”の監督でした。
いつでも施主に寄りそった細やかな気配りをありがとうございました。

コーディネーターの廣田さんへ

「思いきってグリーンなんていかがですか？」廣田さんには私たちの心の中が見えているような気がしました。
失敗が怖くて家全体のバランスがとりやすいデザインの色や外観、内装、設備を選んでいたからです。好きなものばかりを選んで、不自然でちぐはぐな家になったら、そんな感情を拭いきれず、思うような冒険はできませんでした。
しかし、デザイン打ち合わせの開始早々、廣田さんは私たちの恐怖心を吹き飛ばしてくれました。
「外壁と窓枠は濃い色で引き締めたらかっこいいと思います」家のデザイン面に関して、廣田さんがコントロールしてくださっているとわかってから、私たちは純粋に好きなデザインや色を選べるようになりました。
緑色のカップボードが取り付けられたリビング、チョコレートのような色で引き締めた外観、どちらも想像以上のかっこよさでした。
廣田さんに相談できてよかったです。性能、デザイン、どちらも愛せる幸運な家になりました。

棟梁の古垣さんへ

工事の進捗動画をいつも楽しみにしていました。
土台、床板、上棟と家が姿を現し、サッシ、フローリング、窓枠、軒天、石膏ボード、階段、天井、建具―　家が出来上がっていく過程を見ることができて、とても興味深かったです。
家族で工事の見学をさせていただいた時は、子どもにも優しく接してくださり、嬉しかったです。
私たちの家に温かみが感じられるのも、そんな古垣棟梁の優しさによるものだと思っています。
丁寧に、きれうな家を仕上げてくださって、本当にありがとうございました。